11.12
Wed
先ほど、「専門家」に、「この子頭良くなりますよ~」
と言われたと書きました。漠然とした言い方では、専門家はすでにアスペルガーだと理解しているのでしょうが親御さんには全く伝わりません。
その時は漠然と親御さんもこのままで良いかな・・・?としか、思えずモヤモヤが取れないままだったことと思います。

うちの教育では、漠然とした診断名では親御さんがわかりにくなと思っており、(不安を倍増させる・療育を遅らせてしまう)
見立てをして教育をします。

例えばこちらのお子さんでは、診断はおりない地域に住んでいるということもあり、発達検査は受けていますが診断はありません。しかし、
アスペルガー症候群50%
ADHD 50%
愛着形成の歪み・・少々


このように見立てをし、教育をしていきます。
親御さんには、この名前の文献や書籍を熟読していただくことにより、お子さんの症状や状態が当てはまっている確率が高くなり、親御さんの方でも教育がしやすくなります。
よく親御さんが言われる、
診断名のとおりの書籍を買ったけれども、うちの子に当てはまらないような気がする・・・

こういう事態を少なくする目的もあります。
私もそうでした。

こちらの子は診断などが遅れたといえども、親御さんがしっかりと気づき、うちにいらした時はまだ3歳4ヶ月でしたので教育・遊びのしがいがある子です

とは言え、診断がない故、親御さんの方の見立てでは、
「脱抑制型愛着障害」
ではないかとのことでした。親御さんの育て方に問題があったのではないか・・・とのことでした。
ここの部分は、多くの方がそう思われる箇所ではないかな・・・と危惧します。


高機能自閉症や、アスペルガー症候群の子で、お母さんお父さんに愛着を示さないまま、成長してしまうことは多々あることと思います。ここで気づくか、そのままにするか・・・大きな境目だなと思っています。

愛着を示さないまま大きくなるということがどういうことかというと、とても危険であるなと思っています。
本来であれば、乳幼児期(8ヶ月程度)から人見知りが始まりますね。
それはどういった成長かといえば・・・
お母さん以外の人の区別がつく
お母さんが安全基地であり、自分の心の支えであるからこそ、自分を大切にし、次に進める


逆に言いますと、
お母さん以外の人でも、なれなれしくして良い(身体が大きくなると問題が大きくなります)
安全基地がないということは、心の支えがないまま大きくなるということであり、自分を大切にできなくなります。
次のステップに進みにくいことが起きます。(不登校・集団行動ができないなど)

世間では愛着に関しては大きく取り上げられていませんので、こちらの親御さんも、
「この子は愛想が良い。他人にもよくなつくから、それなら私は関わらなくていいかな?自分の時間に充てようかな?」

と思ってしまっていたそうです。

ここが、自閉圏内の子の、親子間の愛着を築きにくくする箇所です。


次回に続きますね。




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