07.27
Sun
詳しくは書けませんが、親御さんに承諾を得たので他の家庭にも通じることがあるかなと思い、記事にさせて頂きました。
ダメだしのような部分は親御さんに向けてではなく、遊びが乏しい家庭、世間一般に向けてです。

1ヶ月見させていただきました。
5歳の子で幼稚園年中さんです。

親御さんとの面談の際には、
・集団行動ができないときがある
・ADHDか高機能自閉症に入るのではないか
・認知発達で遅れがあると検査結果では出たがはっきりとした診断がない状態、私は数字はみていません。見ずに最初はやりたかったのです。
・勝敗のこだわりがある
・言語訓練に月2回通っているが、そこの先生にこのままでは45分間の授業を座っていられないだろうとのことでした。


始めの主訴としては、
就学までに無理なく普通クラスに入れるようにしてほしいとのことでした。

母親のカンはほぼ当たることが多く、それ様に教育をして行こうと私も思っていました。

1日目も、初めてとはいえ動じることもなく、どこに行くかわからないけれど沢山遊ぶ教室・・・ということを親御さんから伝えてもらっていまして、近場の自然が豊かな場所から始めました。
場所見知りなし、様々なもので関わって遊べる、広場であれば、何もなくても走り回こともできる子でした。(幼稚園に行っている子で、遊びが乏しい子は、健常であっても何もないところで遊べません)

強いて言えば、幼稚園などで制限されているので、遊び方が上品すぎるという印象がありました。
こんな広いところに来て、半径5M範囲でボール遊びをするので・・・

場所見知りもなければ、次の遊びに移動するときも、いやだとか癇癪を起こすこともありません。
生活スキルに関しても、ほぼ年齢相応です。

今は暑い時期ですので、公園に行っても少ししか遊べませんよね。熱くなってきたら、川に移動するようにしています。
川では膝くらいまでの深さしかありませんが(子どもは腰)、今の時期は魚やカニ、貝、オタマジャクシ、かえるなどがいますので楽しめるのですが、大体障害域の子は、楽しめません。うまく誘導・構造化などしていかないと、遊べないのです。
でも、こちらのお子さんは全ての事象に興味深々で、2時間ほど夢中になって様々なものに関わって遊んでいました。
障害域であると、カエルやかに、川の流れなんかに興味を持たないことが多いです。
あまり詳しくはかけませんが、興味の幅が本当に狭く、本来であれば興味を示す事柄を、すっとばして成長してしまうものですから、健常児と差ができても仕方ないですよね。

というのが私の考えです。障害児は障害児のまま、大きくなるのではないと思っています。

私と関わることもあれば、一人で熱中することもあります。

今の子は、わざわざ自然を用意してあげないと、自然の中で遊ぶという経験がないまま成長する子はします。
生き物を捕まえることもできませんでしたが、3日目で傷つけず、捕まえることができるようになっています。

外で遊んでいるだけで、手先を使うことも多々ありますし頭も使っているのです。
気温に応じて周りの大人が臨機応変に対応しないといけませんが。やめさせることだけが、大人の役割ではないのです。暑けりゃ、水辺にいく時間をつくる。水辺だけで遊ぶ予定にしないなどすれば夏場でも長時間の外遊びができます。おまけに体も強くなります。

私に、次々と、これはどうしてこうなの?などの疑問を投げかけてきます。
その質問も、周りの事象に対してのことですし、年齢以上のことを聞いているなということも沢山ありました。
年齢相応のものは正しく答えてあげると、真剣に聞いています。それについて、更に深く疑問を持ちます。

ここしか行くところがなくて3日間も行き続けたのではなく、初日の2時間ではまだ物足りない感があったからです。
再度、同じ場所に行き、掘った穴はどうなっているか、作った山はどうなっているか・・・を、実際に確認するのです。これが、子どもの遊びを限定させてしまわない、自由保育というものです。子どもは次から次へと真新しいものを与えれば、そら、喜ぶでしょう。でも、それだけでは、成長には限界があるのです。

自分の身の回りに起こった出来事を、自分の気が済むまで観察する、やりきる、やり方を工夫して再度チャレンジする・・・これが、子どもの知能を上げているのだろうなと思わせるところです。
逆に言うと、こういう遊びをしたい(知能をあげたい)と思っているのだけど、そういう環境でない(知能が上げれない)ことに子どもは本来の能力を出せていない子が多いのだろうなと思います。
実際、1日目では生き物や、環境に興味があったのが、3日目には生き物のほかに、水の流れや流れ方を実際何かを流して目で確かめる行動になりました。
こういう遊びをしていない子は本当に、就学後、公立の小学校での勉強も苦労しますからね。

癇癪を起こしたり、拒否がないのでこちらもとても楽ですし、健常児のメニューにしていくつもりでいましたので、運動能力をあげる本格的な練習を入れたり、学習タイムも入れて行きました。
それも拒否することもありませんでした。

ただ気になることと言えば、親御さんにも報告させてもらったのですが
「親御さんの声かけが、問題形式になっていたり、正答を求めすぎること」
でした。5歳になったばかりの子に、正答を求める会話の割合が多いと当然、会話や指示をどんどん拒否しますし、幼稚園での取り組みも怪しくなってきます。

私からするととても多動出身に見えませんし、多動であれば必ずと言っていいほど登りたがるのでこの子は高いところが苦手なようでした。
勝敗のこだわりがあるといえども、とても見えません。かなり薄いケースかもしれませんが、勝敗のこだわりとは半端ないものです。
例えば、スポーツに関してでは、「吐く」くらい頑張りますし、その当日より数年前から、その日のことばかり考え、どうしたら1位をとれるかを考えたりします。説明しがたいのですが、言葉だけが一人歩きしているので、こだわりがあるといえども、障害域であるか、個性なのか、日々の生活が満たされていないゆえなのか、原因を特定するのは難しいです。
しかし、園や相談機関などで、「療育には通っていますか?」
と言われてしまうそうです。
私に負けても癇癪のかの字もない子が。

発達の検査も、その子にとっての生活や人との関わりが適切でないのであれば簡単に凸凹ができてしまうでしょうし、低くなるかと思います。


親御さんとの会話を、正答を求めすぎないようにし、間違っていても会話を楽しむ割合を増やすように報告しましたが、今までの環境を変えていくのは難しいかもしれません。
教えることも大切なのですが、まずは意見を聞いてあげ、どんな意見を持っていても否定しないことですよね。
それからやっと目上の人に対する愛着が出来、教えることもきちんと聞くことができるベースになっていくと思います。
また、ちょうど夏休みですのでできるだけ自然が多いところで遊び倒すことをお伝えしました。

たったの数日間見ただけではなんとも言えませんが、数日でも一緒に居れば大体ピンとくるのですがこちらのお子さんに関しては、なんにも障害域を感じることがありませんでした。
その後もお話などを通してどうなったかお聞きしたいと思っています。
その後も、本当に障害域ではないのかを記事にしていきたいと思います。親御さんにも再度検査をお願いしました。


また、次は相談機関のあり方について、書いていきたいと思います。







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