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09.03
Tue
週2~3回のペースで通ってくださっている子です。
1語文が数個で、指示が通らないとのことで再検診になった子ですが・・・(この辺は詳しく書けません)
8月は教室はお休みしていましたので、1か月ぶりでした。
しかし成長ぶりに、驚きましたとっておきの私の好子ですねえ~
好子はどうでもいいって?

健診では、しっかりと自閉圏内をメモられたそうです
でも、自閉は、可能性としてかなり低いと私は思っています。
自閉以外で、言葉が遅れている原因があると思います。
うちに来ているときは、今ではタイヤは一切みませんねえ~



少しですが口頭指示が通るようになりました
私の顔を良く見、模倣がうまくなりましたので、=デキル事が一気に増えてしまいますね。
健診では自閉と思われているのに、私の後追いまでするようになりました。
自閉で、私の顔を見、ニコッとして行こうとすることを察知し、ついてくることができるでしょうか。
自閉ではないか、私が特別怖いかのどちらかしかなくなりますね

私一人の教室なので安全第一の観点から写真を撮るということがあまりできませんが、1つの遊びの時間が長くなり、成長ぶりの証拠写真を思わず撮ってしまいました。
絵本も、よくみるようになったのですまだ2歳半前ですが。沢山ある本棚から、好きな本を自分で取り、見ていました。
トーマス限定でしたが、アンパンマンデビューもしたようです。
以前は写真を撮る時間もないくらい、1つの事に集中するのが困難でした。

1か月前にした、言語訓練のことをよく覚えていました。
しかし、その言葉自体は忘れていたようですが、ここでも年齢より上の行為ですね。ワーキングメモリすごッ

高い高いをしたら・・・こわいと言われました
以前より、きれいに話すようになりました。

また、喃語がとても増えていました。(以前はとても静かだったということですが。。)
この現象は・・・言葉になるまで、時間の問題っぽいですね。

興味や遊び自体もどんどん広がっていっているので予後が明るいです。



8月は、親御さんたちも外遊びを頑張られたそうです
海や、広い公園に行き、1時間以上遊んだり近所を散歩したりと一丸となって調整していったのが本当に良かったのだと思います。
言葉がない子を、連れて遊ぶのは精神的にもきついことです。

また、視機能を育てる絵本も、その時にお子さんが興味を示さなくてもすぐに親御さんが用意してくださったそうで、いつでも手に取って見られる環境にしてくださたようです。
ただ、保育園に行けばいいと言うものでもありませんね。(園には行ってない子です)
本当の意味での、効率の良い教育ですね。


すぐに、『目に見える成果』
だけを追い求めずに、地道に遊び中心にしていったのです。




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09.20
Fri
親御さんには、その子のその時に一番必要であると思われる生活サイクルを提案しています。
お預かりしたときのご報告の際に連絡しています。

2歳だから○○、3歳・・・
当てはまる事もありますが、それでは個別教育の強みがなくなってきますし、それぞれ違いますのでね。


また、公園ならどこでもいいというわけでもなく、思い切り遊べる公園、そうでない公園、雰囲気が悪い公園など色々あります。公園に連れてこれば思い切り遊べるかといえば、違いますよね。

三重県はなぜか、ローラーの長い滑り台がある公園が多いですよね。
それはそれでいいのですが、その落とし穴がいくつかあります。


「近所のちょっとした公園が少ない。よって昔風の小さな滑り台がないのでいきなり長い滑り台デビューになる子どもが多い」ということ。

・小さい子でも一人で登れるような高さでなく、よっていつまでたっても親の付き添いなので高さの感覚がつかみにくい
・一人で安全にできるようになるまで、親が付き添いで滑り台をすることになり、親の体力の加減で滑り台が思う存分できないので、遊びが足らなくなる
・階段をのぼり、座り、お尻を前にすることも感覚的に判る時期が遅くなる
(感覚統合ができない・上半身が弱くなる)



昔風の公園がある地域なら、恵まれていると思います。
近所の公園が少ないのも、共働きが多いという昔からの特性故でしょうけどね。無駄に少なくしているわけではないことは、わかります。
他県の方からすると考えられないかもしれませんが、その中でも工夫していかないといけなく、でも変えていかなければいけないことでもありますが。
ローラー滑り台では逆のぼりも低年齢ではやりにくく、運動能力があがりそうで上がらない地域性ということです。
体を動かす=脳も動かしている
ということ。
逆のぼりをしたところで、いう事を聞かない子にはなりません。


今日お世話になった公園では私の演説も聞かされた親御さんたち、ご苦労様でした 笑




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09.30
Mon
その子にとって最善の環境を用意してあげたいですね。

定期的に来てもらっているお子さんで、初めの月はもしかして発達しょうがいがあるかもしれないと思っていました。親御さんも色々思われているようでしたがそんなに目立った症状はありませんでした。

乳児期に、舌癒着症で手術をしたお子さんです。
手術をするまで、酸素不足であったということです。
手術もしているし近所に公園も少ない地域ですので、外遊びデビューが少し遅かったからか外遊びでは何をして良いかわからない印象を受けました。

遊びやすいカラフルなボールをいくつか用意し、まず私が投げたりけったり転がしたりして見せて遊び方を見せるようにしていき、だんだんと働きかけるようになってきました。
働きかけがわからないと、ドアに向かい、開け閉めを繰り返していました。
その際にも、一緒に開け閉めしてみたり、少しずつ関わっていきました。
開け閉めで注意することをしませんでした。親御さんもしていないようですね。
開け閉めしていいのだと分かったのか、のびのび開け閉めし、しばらく見守ってから他の遊びに誘導するようにしていきました。
石や砂を口に入れてしまうクセもあり、外遊びが難しい初月でした。

舌癒着症の手術をしたあとは体が柔らかくなるとのことでしたので、本当にやわらかく、階段を上るのもやっとでした。が、数か月したら、体が全体的に固くなり(舌癒着症の固さとは違うと思います)階段もしっかりとのぼれるようになりました。
親御さんにも、外遊びと室内遊びを頑張ってもらった成果だと思います。
この症状も、低緊張と似ているかもしれません。
でも、先日は公園のつき山に一人で登ったのです。これはヤバいくらいの成果ですね。
恐れ入りましたよ。。
これは、下半身だけでなく上半身の筋力もないとできないことです。

遊び方も、石や砂ではなく、「おもちゃ」で遊べるようになり、ドアの開け閉めも殆どしなくなりました。
教室ではTVはつけませんので(当たり前か・・・)クレーンの動作がある時に、
「○○というんだよ~」などと少しだけ訓練も入れていきました。
言葉は少ないですが、少しずづ出るようになっています。
言われたことは、わかっているのです。

ここまでは発達障がいと似てきているのですが。。

うちの教室でやったことは、ほぼ覚えていてそれを発展させる場面も出てきました。
毎回同じ公園に行きませんから(わざとでもあります)自閉症でしたら初めての所などは嫌がるはずです。
初めの月は新しい場所に行くことを少し拒んだりもしましたが今ではしません。

外遊びに出かける際、いつも「そろそろ出かけようか、行くよ~」
というようにしています。言語で聞き分けるようにと。
これも今月初めにはさっと玄関へ向かうことができていました。
しかし先日はおもちゃに夢中で玄関に来ませんでしたので、玄関で呼びかけていました。
その日は中々来なかったので、その子の近くに行き、「おーいそろそろ行こうか」
と言いました。そうしたらはっとしたように気づき、来ました。

公園の帰り際、先に荷物を車に積み、「アンパンマンの水筒持ってきて~」
とフェンス越しに頼んでみました。(昔ながらのフェンスを越えて入る公園です・・・)
がらんとした公園で、すぐ前にベンチに置いてある状態です。
指をさしながら数回、ゆっくりと言いました。
そのお子さんは、「私が何か言っている」
という事は分かったようで、指先を見たり、一生懸命探していました。
あまり困らせるのもかわいそうですので3分くらい待って、これだよと一緒に取りに行きました。

今までの経緯からして、教えた言葉は理解している・表出がないだけで理解していると感じていましたが、
もしかして他の原因があるのではないかと感じました。
大半を目で見たもの・事で世界を理解しようとしていた可能性が出てきました。
幼児期は、それで行けます。なので、気づかれない。検査自体もできる所を探すのが至難の技。

発達障がいと似ているので、そのくくりにされるのがオチです。
しかし、アプローチが変わってきますので誤診は重大な事です。
たったの数分では判断が難しいです。




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09.30
Mon
視野が狭いかどうかを知ることも、難しいのですが。。

子どもの視野とは、大人に比べると随分と狭いものです。
大人は、垂直方向(上下)120°、水平方向(左右)150°、
子ども(6才)は、垂直方向(上下)70°、水平方向(左右)90°だそうです。

発達に気がかりがある子はもっと狭い可能性があります。
狭いということは、それだけ脳が活性化されてないことと同じ・・・だそうです。
逆に幼児でも視野が広い子はそれだけ脳が活性化されているそうです。
次男を見ているとうなずける・・

(長男は、就学後に担任に狭いんじゃないかと指摘されたことがあります。)


視野、視機能とは、視力とは別物です。
視野を広げ、視機能を育てる遊びをご紹介します。


・外遊び
典型的な私のアドバイスですね
ボールなどその子が好きなものを追いかけるうちに、自然に動体視力、視野も広くなってきます。
室内でなく、広い外が良いです。
よく観察しないとわかりません。結局、結果はその子がどう成長するかですぐにわかるのです。
散歩犬が好きな子だったら、一緒に遊べる犬でしたら一緒に遊ばせてもらうなど、「その子の興味」から遊びが始まるのが一番自然に療育できるのです。
公園で遊べるようになってきたら、何もない山や森で遊べるように誘導してあげると、より良いです。
何もない山では、蜘蛛の巣や虫など行く先に出会います。
好きな昆虫だけえないですよね。
ましてやスズメバチ注意なんて看板をみたら・・・
ほっそい糸を気持ち悪がって取り払う・・・ためにどこについているか探す・・・もっとも視機能を育てるとわかりますよね。
書いているうちに笑えますが・・・こういう日々を過ごしていると、自然に「普通に」過ごすより、アップしてしまうことに気づくと思います。


・間違い探し系の絵本(ミッケなど)
その子の好きなキャラクターの探し系の絵本をそろえる。
今、色々なキャラクターの探す系の絵本が山ほどありますよね。
外遊びした後、集中力が高まっているときに手に取って見れる環境だと最高です。


・視野を狭くすること
インドア、TVゲームばかり、DVDばかりな生活でしょう。


相談業務は毎日お受けしていますのでお気軽にご利用くださいね♥



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