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04.14
Mon
再三このブログでも発信していますが、最近の保育園幼稚園や幼児教育の場では、
「子どもというより大人のための教育の場」
になってしまっている気がします。

大人が、勝手にこれでよし!と納得しているだけの教育の場が多々ありますね。
子どもの成長は目で見えるものではありませんから、わかりにくいのでそうなってしまう気持ちもわかりますが、その道の玄人であれば目に見える成果だけを追い求めてはいけないですね。

この、大人がこれでよし!と決めた矢先に、子どもの能力を潰してしまう危機があるとしたらどうでしょうか。

そんなに視覚的な成果を追い求めなくても、しっかり教育をされた子は、群を抜いて成長するのがわかる時がきますからね。

待機児童がどうのこうのと言われてはいますが、もっと根本的な危機があるのではないでしょうか。


なので私は下の子二人を園に入れなかったのですが。。

しかし全てではありません。自由保育を主体としている園もあることですし、そういった場に危機感を感じて幼児教育を設立されている教室もたくさんあることと思います。


先日三男が授業で「粘土」をしたそうです。
園や学校では当たり前でしょうが、園に行っていない三男は・・・

「せっかく作った作品を潰して仕舞わないといけなくて、残念だった」

とのことでした。

そりゃ~そうですよね。
うちで粘土をするときは、再利用できる油粘土ではなく紙粘土でしていました。
作ったものは乾かして飾ってあります。
時を見て、クローゼットにしまいます。子どもの目の前で捨てたりしたことは一切ありませんでした。

でも集団の場では、再利用するのは当たり前ですね。
ここが、うちの教育と大きく違うところでもあります。

作品を残しておくとどうなるか・・・?
単純に愛着がわくだけではありません。
教育者はおわかりでしょうが、その作品を見て、思い出すことがたくさんありますね。
「これは〇月に作った」(時系列育成)
「その時は暑かった・寒かった」(季節感の勉強)
「○○という会話を○○ちゃんとしながら作った」(ワーキングメモリ)
「作りながら、○○という気持ちだった」(意思を言語で表す言語育成・内言の育成)

などという会話が生まれます。(もっとありますが簡単に書いています)
結局、トータルで能力向上につながっているのですよね。


今の集団の場では、ねんどは再利用するために使ったらまた潰して仕舞うのは当たり前でしょうが、これも大人の都合だけの話ですね。再利用で経済的とか、大人だけの都合ですね。

逆に、今の幼児でしっかり教育されていない子では、季節を知らない子(季節を知る年齢が遅い)や、内言や自分の気持ち自体がよくわかっていない子が多いですね。またワーキングメモリが低いと思います。


部屋が汚くなるとか短絡的なことを考えることよりも、今しかできない教育をしその子の持っている能力をだしてあげることがいかに大切かということです。
中学高校で大変になるより、よっぽど経済的です。
なのでさくらいちご教室でも、遊び方だけをアドバイスするのではなく生活全般のアドバイスをしているのです。
うちにくるだけで家ではその子仕様でなかったら、伸びるものも伸びませんよね。
伸びているご家庭は、しっかり実践されています。


~~~
学校が悪いなど言っているのではありません。就学後は義務教育ですので従わないといけないことはわかっています。
現状を変えることなんかは絶対無理なこともわかっています。
(変える体力なんかもありません)
園は任意ですからね。
しかし幼稚園まで義務教育になったら、もっと子どもの能力が下がるとは思います。

この現状で、今、できることは何か?
と家庭でしっかり考えることが、必要なのだと私は思います。

その点、関東などは選ぶほど園がありますので恵まれているな・・・とは思います。
関東の方面で電話相談をされている方には、良い園の特徴などをお話し、できるだけ幼児期はその子にあった良い園に行くようにアドバイスさせていただいています。
実際園をやめてうちと同じ自由保育をされている家庭もあります。
(もし園にいかず教育されるのであれば、虐待と間違われないように教育していくコツもありますのでご一報くださいね。)


私からしたら無理に面白くない園に行かせる方が・・・・とは思います。


仕事をしていても今の幼稚園でしたら延長保育もありますよね。
私も長男は幼稚園に行っていましたのでたまに利用していました。
待機児童などと言われていますが、どうして延長保育の話にならないのか??と疑問です。
TVなどで報道されていることは真実味がないなと思います。


どんな教育をしようが、園に行かせようが、食わせて寝せれば、体は大きくなります。
(成績や行動で一目瞭然にはなってくるとは思いますが。)世間的には見た目にもわからないことが多いかも、しれません。しかし、生まれたからにはしっかり教育してあげることは最低限の親の努めだと思います。

そこで、この現状で、今、できることは何か?
ということを、真剣に考えることができるご家庭が、伸びる子どもを育成できるのだと思っています。
またそういうご家庭を応援したいと思っております。


伸びる子どもとは、テストが100点だけでなく、
〇犯罪を犯す確率が低い
〇中学高校でも楽・経済的になる確率が高い
〇自分の意見を冷静に見つめる、言えるので社会でも十分やっていける
〇結婚後もマザコンファザコンではない、親を大切にする精神がある
〇外見だけでなく、精神の見えない部分でも良い親になることができ、孫も安泰

結局は、こういうことだと思います。
だから、今、頑張ろう!と再三言っているのです。









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04.16
Wed
衝撃的な題名なのですが、ほぼ比例しているか、学力に限界があるなと思います。

遊具がなくても何もない所で遊べる子ほど、伸びしろが大きいでしょうね。

さくらいちご教室のお子さんや、相談だけのお子さんにしても、何もないところで遊べない子が多いようです。
相談内容もそういったことが多いです。

「このブログにかいてあることはよくわかるのだけど、どうやって誘導していいかわからない」
という方が多いです。


うちはほぼ幼児期のお子さん対象なので工夫次第ですぐに遊び上手にはなっていきます。
子どもが大きくなればなるほど、変えていくのは難しいです。

また、障害児であれば、低年齢から遊び自体が難しいです。
しかし、今は健常児でも、遊べない子が多いのです。

障害児は低年齢では診断されにくいのですが、せいぜい早くて3歳を迎えないと診断がでないので、それまで、

「健常児ではあるが遊びに興味がない子」

として育てるわけです。
なのでこの子は健常なのだから、ただ遊びに興味がないだけ
と解釈をしてしまうのが多くの親心です。

そこが、分かれ目になってしまいます。

しかしうちと関わりのある親御さんは、診断がなくてもお子さんの困り感をすでに受容していらっしゃいますのでね。
全体的にみると、ここが分かれ目だなあ~と思います。

幼児期に、遊ばなければいけない時期に、遊んでないと、発達しません。
再三ブログでも書いていますが、遊び=心身ともに発達する
ということです。

食わせて寝せれば、体だけは大きくなります。


統計的にいつもアドバイスになることをかいて行きますね。

第一に、
「親御さんが、こんな何もない原っぱに来てもつまらない・・・と思っていないか」

ということです。

さくらいちご教室を利用される方のお子さんがすぐに伸びるのは、親御さん自体も、こういった意識改善を、すぐにやってくれているからなんですよね。


また要約して書いていきますね。








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04.26
Sat
①近年の子どもの運動能力や社会性が低下している・とよくニュースや色々な場所で言われているようです。そう言ったことは、専門家ではなく、実際に子育てに関わっている方々が、一番よくわかっていることではないでしょうか。


また、ある論文では肥満が増えている、親世代も運動能力が低い、などと書かれていますが、その原因が食生活の低下、体を動かさないライフスタイル、などと。

でも、私からしたら、体を動かさないライフスタイルにしたのは、誰か??何が原因か?ということ。

食生活では、低下どころか少子化になった影響で一人の子どもを丁寧すぎる育て方が蔓延し、逆に向上しているのではないか、と思っています。家庭菜園の普及など。

子ども観については歴史も色々あり、子どもを自由にしておくと、将来ろくでもない人間になる・という考えが今の日本では大きいようです。なので、必然的に、極端にいえば0才から、「しつけ」を重視してしまう風潮のようです これが、「0~8才の子どもの遊び」よりも前にきているから、おかしなことになるんです。

(こう言った事がよくわかるおすすめ映画「少年マイロの火星冒険記」
大人にとって都合のいい行動をしない男の子は、捨ててしまう・女の子だけいいなりにさせる為に自由を奪い教育をしていく・・・という火星の世界の映画。ハッピーエンドなので子どもと一緒に観れると思います)


そして、言うまでもない、遊ぶ場所がないということ。
どこに、広いアスレチックや、花摘みをしてもいい山がありますか。思い切りボールを蹴れる場所がありますか。マンションの庭で思い切り遊べる環境でしょうか。
狭い、球技禁止の公園はよくありますが。

またそれを逆手にとって、わざわざ「運動習慣をつける」ための施設が急増するなど、矛盾ばかり。私は矛盾だと思うし、それで儲ける事をするのは矛盾をさらに大きくしてしまう・と思っています。しかし、都会ではどうなんだろう・という疑問もまだあります。都会には住んだことがないので一概にはまだ仮説もできない状況ですが。

保育施設では沢山の「保育課題」をこなすので精一杯で、子どもの遊びをゆっくり見守る・ごく当たり前のことが、本当にできているのでしょうか。大人が考えるゆっくりと、子どもが考えるゆっくりは、全然違います。
そして、特に0~8才までの遊びって、時間がとてもかかる・ことでもありますね。大人からしたら無駄にも見えたりします。でも、そういう間に運動神経や、能力が養われている・という事を忘れてはいけないし、でもそれだけを思いすぎて、「これだけ遊んだんだから、デキるに決まっている・できてほしい」
「うちの幼稚園の子はこんなことができる・あんなことができる・と、世間にわかってほしい」
などと思うのは仕方ないかもしれませんが一旦「欲目」を捨てて子どもと一緒に今の時間を楽しむ・という気持ちが大切なのではないかなと思います。


②自由遊びとは、「何も教えない」ことではありません。
子どもと一緒に過ごしている、お母さん方はわかりやすいと思いますが、24時間、「良いよ~」とは言ってられないですよね。
だから、遊びの時間くらい良いよ・と言いたい思い。それくらいの割合で、いいのじゃないかな・と感じています。
のちに詳しく書いていきますね。


しつけは、「遊び」を十分したうえでの話です。難しいのは、子どもが遊びきったな・・・という気持ちがわかるかどうか。ですよね。わからなくても、模索していく中で、いい結果として現れていくのではないかなと思います。それが、子育て・なのですから。
こういう事は中々言語にできないかもしれないなと思います。

遊びの前に、「愛着形成」もありますね。

私は、長男が沢山の保育園幼稚園にいっている中で、子どもらがあまり楽しそうでない場面や、義理で何かをしている風景、そういうのをどうしてそうなるのかな・と考えを深めて自分の育児の参考にしています。幼児が、そういった場所で義理で遊ぶ風景ほど、おかしいものはありません。
もちろん、いい場面も沢山ありましたが、私からみたら子どもには不都合なことが多かったと感じていて、次男三男の子育てには工夫を凝らしてきました。


運動神経の発達について調べると、難しい言葉がいくつも出てきました。
過程評価と結果評価。危険察知能力と回避能力・・・・わたしはこういう文字をみると構えてしまったり、ちんぷんかんぷんにもなります。一番自然な子育て・人間教育をしているのに、ガチガチに構えてしまってはいけないかなと。
発達段階に応じて、体の鍛え方を考える・など、そんなんわかるかよ?と、思います。そんなことばかり考えると、子育ても楽しくなくなりますね。発達段階は、その子どもが一番の資料です。

また、年少さんクラス・満3才保育ができた背景はご存知でしょうか。
・子どもの数が少なくなってきたため、保育施設の赤字を防ぐ
・核家族のフォロー

3才までは、親子で一緒に遊び、時間を大切にする・という文章が出回る=親子で遊ぶのは3才までで良い
などと勘違いしてしまう。

幼児期は、特に発達の個人差があると思います。特に周りに惑わされないようにしなければいけない時期でもあると思います。一番は、地域全体で子育てしていく・ということですが、現実には中々できてないと思います。


③自由遊びとスポーツについて。

スポーツも色々ありますが、サッカー、野球、体操、スイミングなど、スポーツには、ルールとか、組織とか様々な制約が付きものです。ルール以前に、毎週15~16時とかそういうことも制約です。その間に決められた事をする・ということなんですが、幼児に、こういった事が必要でしょうか。
また、幼児がこうした決められたことをこなしても、あまり効果は期待できません。
自然に遊んだほうがよっぽど能力が伸びます。
大人が、子どもの目に見える成績に一喜一憂してしまうから、習わせるのでしょう。
目で見える成績でしか、安心できない小さな心です。これでは子どもは伸びません。


ルールが理解できるかということも、必要になってきます。
3才くらいから、遊びがどんどん広がっていくと思いますが、ボールひとつにしても幼児は沢山の遊び方を見つける天才ですね。300円もしないビニールボールってよく売っていると思いますが、かなり重宝しますよね。
投げる、蹴る、玉つき(あんたがたどこさ)転がす
フラフープ・・・本来は腰で回すものですが、、
高いところから転がすのがうちの子どもらのハマりでした。次男は、フラフープの場所まで何歩でいけるか、数えていました。100以上になってくるので、4~5才にはかなり勉強になっていますよね。
また、小学生の長男やその友達は、高い所に投げて回し方によって転がる場所が違う事で遊んでいました。
これも、広い場所がないとできないです。
逆にいえば、広い場所でなくても、周りの大人の許容度があれば、色々遊べるんです。

縄跳び・・・ズボンにはさんで、尻尾にし、追いかけっこになってました。追いかけっこでなくても、ズルズルとついてくる縄跳びを観察しながら走っていました。追いかけっこが一番楽しそうでしたが、これも「陸上」を習わなくても、走ってきなさ~いといわなくても、必然的にかなりの距離を走る事になり、短距離長距離が養われる・ということです。
幼児は運動能力が未分化ということであれば、こんな遊びをしているだけで、全ての運動能力が育っているということ。

こういうのが価値のある事だとわかるのが難しいのかもしれませんが、そういう遊びをしている時の子どもらの夢中になっている顔、義理感のない顔、遊び終えた時の聞き分けの良さが、遊びは子どもの仕事だなと思わせてくれます。

これが、ルールがあるスポーツだとすると、自分で考えて遊ぶ・ということはまずなくなります。
ルールの元で、動くということ。
サッカーもどきもうちはしますが、ルールであってルールでない遊び方をしています。ルールは、子どもが考えます。そこで、片方ばかりが点数が入ってしまうルールなどになれば、私が「そんなん卑怯くさくない?」などと少し介入したりします。
しかし、言わずにどういう展開になるか、試してみる時もあります。卑怯だ・という事がわかった・という時点で、先の予測がついている・ということ。そういう時も、いちいちよくわかったね。などとは言わずに、自然にしています。要は、昔の近所の遊び友達を演じているという事。
今は子どもも少ないですし、かといって幼児の集まる施設が健全かといえばそれも難しい状況です。

こういうのが、難しく書かれている、発達段階にあった遊びを提供ということだと、思います。
なので、ヒントはインターネットではなく、子どもそのものなんです。

子どもに色々なスポーツをさせるべきだ・といわれていますが、そんな時間があるなら、自由に遊べる時間に使ったほうが、よっぽど運動能力を鍛える事ができると思います。

硬式野球も、2~3才の子は喜んで真似しますよね。「練習」しなくても、まずは思うままにTVの真似をさせ、実際に打たせれば、自分で試行錯誤してどうやったらバットに当たるのか・考えるようです。
次男なんかはあっという間に野球ブームは終わりました。(投げる・打つは5才以前に終了・習得)

子どもの能力は周りが潰しているのかもしれません。




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04.28
Mon
療育はいつまで頑張れば良いのかという、疑問がある方はあるようです。
というのは、お子さんの障害の度合いにより、親御さんの感じ方が違ってくるようです。
重い子ほど、漠然としたこういう不安が親御さんにあるようです。


私は頑張るというか、なんとなく過ごしてきたので義理感があまりなかったのです。
しかし私がこういう療育を提供するのであれば、こうした不安もなるべく取り除かないといけないなと思っています。

1つのポイントは、
幼児期の教育と療育は、ほぼ同じです。
ということです。
健常児であっても、幼児期に遊ぶべき時に遊んで育たなかったら失礼ですが、体だけしか育っていきませんよね。
子どもが大きくなった人でないと分からないでしょうけど、現実はそうです。
小学生になっても、生活全般の世話が大変なままだったり、学習についていくのも大変だったり、そんなことは他人には言いませんからね。


療育といっても色々ですのでさくらいちご教室に関しては、障害児を特別扱いをしているわけでなく、その子仕様の教育プランを親御さんに提案し、実施しています。


2つ目は、
1年や2年で療育(教育)は終わらない
ということです。
毎日のように外遊びを取り入れた療育をした場合です。
毎日のように外遊びを取り入れた療育をしてなかったら、もっとかかるでしょう。
7歳や8歳を過ぎると、目覚しく伸びることも、難しくなるかなと思っています。
できるだけ、療育終了が7歳以下になるように計画を立てないと難しいです。
運動能力が向上することも、1年や2年の話ではありません。

健常児でもそうであるのに、脳や中枢神経の働きが正常でない子らが、たった1年で健常域にはならないと思います。
目安は就学まで頑張り切ることですね。

だから、気づいた時から、生活改善・外遊び中心の教育環境にしてあげることをくどくど言っているのです。
だから早く気づくように気づき方も書いているのです。うちに来てくださる方も、ほぼ就学まで通うことになるだろうと見通していたので、料金も安くしたのです。
普通民間で療育をしている施設でしたら月5万以上か、一回1時間程度で数千円かかりますよね。

そんなお金、就学までキツイですからね。
結局その子らが良く成長すれば自分には返ってきますからね


3つ目は・・・
多動に関しては、毎日のようにうちの外遊びを取り入れた療育・生活改善をすれば、1年2年で目に見えて治っているなとわかると思います。
ただし、8歳以下に終了するように始めるのが条件です。


外遊びといっても、そのへんの散歩ではありません。
1時間程度の遊びでもありませんし、遊具がたくさんある公園でもありませんし、遊園地でもありません。
私がしてきた自由保育
こちらに延々と書かれていますが、
「遊具などがあまりない、自然が豊かな公園で、1日最低3時間以上」
は外遊びを取り入れるということです。
1~2歳児でしたら最初は1時間から始め、徐々に2~3時間と増やして行きます。
3歳過ぎたら3時間以上は最低でも必要です。
それから室内遊び・・・ということです。
そういったことが詳しく書かれているのが、こちらです。→有料記事です



4つ目は、
先天性で重度と思われるお子さんでしたら、最低2歳から始め、就学までうちの療育をやりきれば、高機能群(IQ70以上)には行けるかなと思っています。本当は健常域を目標にしているのですが、未だ渦中なのですみません
(まだ始めて1年しかたっていない教室ですので、しっかりした統計をだせません
重度の子に関しては、うちの最高年齢3年生まできてもらう・やりきることをお伝えしています。
もちろん、ご自分で全てできるのであれば通わなくても大丈夫です
今のところ、これが中々できないと言われる親御さんが多いです。しかしうちにきている時間は3時間ほどしかありません。あとは親御さんがやるしかないのです。

しかし、1歳や2歳で重度と言われるところはないに等しいですが。

中度のお子さんも同じ感覚で考えてもらうといいかと思います。
また、こういったお子さんらは、しっかり親御さんが障害受容し、半年に1度発達検査を受け、検査結果も追って行きながら全て同時進行で教育されることをおすすめしています。

間違っても、テスト内容を教えないようにしてくださいね。


5つ目は、
高機能自閉症やアスペルガー症候群の子、知的ボーダーの子も、ほぼ同じですが気づいた時からしっかり生活改善・外遊び中心の教育を始めることです。
モチベーションアップにつながるので、半年に一度発達検査をしながら進めていくと良いと思います。
毎日のようにうちの療育を頑張れば、(最低2年以上)健常域も夢ではないかなと思います。


お医者が診断をくださないのは、今後の生活次第でどっちに転ぶかわからない・・・という意味も含まれているからでしょう。
決して、何もしなくていいということではなく、パニックで虐待になるくらいなら、診断をしないでおくということもあるかと思います。


こういった高い目標があるので、教育の前に各種検査をお願いしているのです。
耳が悪いのに、言葉の訓練などをしても拷問にしかなりませんよね。
傷があるのに、手当をせずに方向違いの教育をしているのと同じです。
それでは教育の効果がありません。その子の大切な時間を無駄にしていることですね。
うちでお願いする検査は、
聴覚検査・口腔内の検査・目の検査・脳のMRIまたはMRA、血液検査、遺伝子検査などです。
また三重県内では、保険がきくところもあります。


なのでうちに来てくださる方というのは、覚悟が決まった方・・・ということです。
それ以前の段階の方は、私や私でなくても、誰に何を言われても腑に落ちないでしょうから、私ができることはその子仕様の教育プランをたてることと、来てもらった時にその子仕様で教育していくだけです。
これだけでも結構な時間がかかるので、申し訳ありませんが鬱状態の心のケアまではできません。
そのために、公の療育施設というのが存在するのだと、思います。

民間では、公教育ができないことをやっているので人員確保もできませんし、できることだけという形になってきます。
子どもの育成・・・これに特化しているということです。

またわかりやすくかいて行きますね。










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