10.13
Mon
随分とお久しぶりになってしまいました。
うちを利用してくださっている方々に、今は本当に助けられています。
お子さんの症状は千差万別ですが、かなり癒されています
今日は1人の子どもや1つの症状で書いていくのではなく、トータルでほかのご家庭にも通じることを書いていきたいと思います。また、親御さんへのダメだしではありません。
遊びに価値を置いてない親御さんへは、ダメ出しになるかと思います。
最近では「早期教育」「知能アップ」などと子どもに教え込んだり、子どもが小さいうちから色々できるようになることを良しとする風潮がありますね。
それゆえ、子どもがぐちゃぐちゃにして遊んでいると、
「無駄な時間」
「意味がない」
「そんな時間があったら習い事に行かせたい」
などと思う大人が大半でしょう。
また、知育グッズが盛りだくさんですね。
図鑑にしろ、DVD、図鑑にもDVDがついているものもありますよね。
幼児期の子どもの素朴な質問に対し、今の時代は、親御さんが感性豊かに応えられない時代になっていることがとても危険だなあと思っています。
教室の子どもだけでなく、色々な子どもが言うようになったこと・・・
「スマホで検索してみたら?」
何かわからないことがあると、こうやっていう子は増えているように思います。
これは完全に、おうちでそうしているからでしょう。
子どもは全部親御さんの真似をしていきます。
親御さんのすること=常識
としていきます。
子どもが何か疑問にぶつかった時は、簡単に検索してしまわずに、図鑑・図書館で調べるとか、その場所まで行きとことん観察するなどの、昭和な調べ方を推奨しています。
昭和な調べ方をしていると、習い事などをしている暇がなくなってきますね。
ここが習い事オンパレードなおうちと、ロハスでも子どもがすくすくと育っているおうちとの違いですね。
児童館・幼稚園・保育園・サークルなど子どもが集まる場所でも、ただ遊ぶだけではダメ・・・といわれてしまう時代ですから、ぜひうちと関わっている方だけでも、遊びをとことんしていき、知能が上がっていく様子を見守ってくださると嬉しいです。
また先日もアドバイスさせていただいたのですが、子どもの質問に応える際、どこまで応えるか・・・
「最近接領域で判断すること」
をお伝えしました。
理解できそうであるな・・・と判断したときには、正答を言ってしまうこともありますし、まだ理解できそうでない時には、
わざわざ考えさせるようなことを問いかけるようにしています。
「さあ~どうしてだろうね?先生わかんない~○○くんはどう思う?」
などと答えを言いません。
・拡散思考を促す
・たくさん意見をいわせることで、言語訓練にもなりますね
・自分の気持ちを言葉で表す(アイデンティティの獲得・言語・自分の内面を知る)
様々な教育の効果が期待されますね。
これが本来であればおうちや幼稚園などで出来ていたはずなのですが、今の時代では中々できていません。
親御さんが時代に流されずに、自然な発達(結局は高度な発達)を見守るしかないかなと思います。
また子どもの作品や、採ってきた昆虫・木の実などをどう扱っているか。
幼稚園などでも今であればどんぐりや色々拾ってきますよね。
そういったものを、すぐに捨ててしまったり、子どもの目の前で捨てることをすると、大人からしたらいらないものではあるのですが、子どもはそのまま
「こんなもの拾っても価値はないのだ・自然には価値がない・自分の作るものには価値がない」
と解釈してしまいます。
一部のお子さんでは、本当は持って帰りたいのだけど、ぽいっと捨ててしまう場面が目立つ子もいました。
また親御さんのお話では、飽きっぽいとのことでした。
私が連れて行く公園ではどんぐりどころの話ではないので、たくさんの見たことのない木の実・昆虫・植物などがあります。
なので幼稚園や保育園での園外保育どころの話ではなく、子どもが驚くことは想定内で、すでに園にかよっているお子さんであればすごく珍しがったり、驚きます。
子どもは本当に大事そうに、拾ったものや作った作品を大切にしようとします。
その場限りではなく、何日も眺めては、これはいつにつくったもの、いつ誰と拾った・・・と思いを巡らせたり言葉で伝えてきたりします。
そうして親御さんにも、自分の関わったただの木の実でさえも大切にしてもらって一緒に興味を持って眺めることで、
「自分は価値のある人間だ」
「この木の実・作品には価値があるのだ・もっと知りたい」
という知能アップに繋がっていくのだと思っています。
ご家族の協力がないと難しいことでもありますが、まず子どもの作品をすぐに捨ててしまうことを賛成すること自体、考え直さなければいけないことだとは思いますが頑固なお父さんの思考を変えることは難しいので、まずはお母さんから変えていかれるだけでも違うと思います。
少しのスペース、で良いので少しずつ子どもが取り組んだ証を残してあげる家庭にできると良いかなと思います。
両親がそうであれば尚良いのですが、どちらかの親御さんだけでも、子どもには良い影響を与えると思っています。
長くなったので次回は愛着についてかいて行きますね。
うちを利用してくださっている方々に、今は本当に助けられています。
お子さんの症状は千差万別ですが、かなり癒されています

今日は1人の子どもや1つの症状で書いていくのではなく、トータルでほかのご家庭にも通じることを書いていきたいと思います。また、親御さんへのダメだしではありません。
遊びに価値を置いてない親御さんへは、ダメ出しになるかと思います。
最近では「早期教育」「知能アップ」などと子どもに教え込んだり、子どもが小さいうちから色々できるようになることを良しとする風潮がありますね。
それゆえ、子どもがぐちゃぐちゃにして遊んでいると、
「無駄な時間」
「意味がない」
「そんな時間があったら習い事に行かせたい」
などと思う大人が大半でしょう。
また、知育グッズが盛りだくさんですね。
図鑑にしろ、DVD、図鑑にもDVDがついているものもありますよね。
幼児期の子どもの素朴な質問に対し、今の時代は、親御さんが感性豊かに応えられない時代になっていることがとても危険だなあと思っています。
教室の子どもだけでなく、色々な子どもが言うようになったこと・・・
「スマホで検索してみたら?」
何かわからないことがあると、こうやっていう子は増えているように思います。
これは完全に、おうちでそうしているからでしょう。
子どもは全部親御さんの真似をしていきます。
親御さんのすること=常識
としていきます。
子どもが何か疑問にぶつかった時は、簡単に検索してしまわずに、図鑑・図書館で調べるとか、その場所まで行きとことん観察するなどの、昭和な調べ方を推奨しています。
昭和な調べ方をしていると、習い事などをしている暇がなくなってきますね。
ここが習い事オンパレードなおうちと、ロハスでも子どもがすくすくと育っているおうちとの違いですね。
児童館・幼稚園・保育園・サークルなど子どもが集まる場所でも、ただ遊ぶだけではダメ・・・といわれてしまう時代ですから、ぜひうちと関わっている方だけでも、遊びをとことんしていき、知能が上がっていく様子を見守ってくださると嬉しいです。
また先日もアドバイスさせていただいたのですが、子どもの質問に応える際、どこまで応えるか・・・
「最近接領域で判断すること」
をお伝えしました。
理解できそうであるな・・・と判断したときには、正答を言ってしまうこともありますし、まだ理解できそうでない時には、
わざわざ考えさせるようなことを問いかけるようにしています。
「さあ~どうしてだろうね?先生わかんない~○○くんはどう思う?」
などと答えを言いません。
・拡散思考を促す
・たくさん意見をいわせることで、言語訓練にもなりますね
・自分の気持ちを言葉で表す(アイデンティティの獲得・言語・自分の内面を知る)
様々な教育の効果が期待されますね。
これが本来であればおうちや幼稚園などで出来ていたはずなのですが、今の時代では中々できていません。
親御さんが時代に流されずに、自然な発達(結局は高度な発達)を見守るしかないかなと思います。
また子どもの作品や、採ってきた昆虫・木の実などをどう扱っているか。
幼稚園などでも今であればどんぐりや色々拾ってきますよね。
そういったものを、すぐに捨ててしまったり、子どもの目の前で捨てることをすると、大人からしたらいらないものではあるのですが、子どもはそのまま
「こんなもの拾っても価値はないのだ・自然には価値がない・自分の作るものには価値がない」
と解釈してしまいます。
一部のお子さんでは、本当は持って帰りたいのだけど、ぽいっと捨ててしまう場面が目立つ子もいました。
また親御さんのお話では、飽きっぽいとのことでした。
私が連れて行く公園ではどんぐりどころの話ではないので、たくさんの見たことのない木の実・昆虫・植物などがあります。
なので幼稚園や保育園での園外保育どころの話ではなく、子どもが驚くことは想定内で、すでに園にかよっているお子さんであればすごく珍しがったり、驚きます。
子どもは本当に大事そうに、拾ったものや作った作品を大切にしようとします。
その場限りではなく、何日も眺めては、これはいつにつくったもの、いつ誰と拾った・・・と思いを巡らせたり言葉で伝えてきたりします。
そうして親御さんにも、自分の関わったただの木の実でさえも大切にしてもらって一緒に興味を持って眺めることで、
「自分は価値のある人間だ」
「この木の実・作品には価値があるのだ・もっと知りたい」
という知能アップに繋がっていくのだと思っています。
ご家族の協力がないと難しいことでもありますが、まず子どもの作品をすぐに捨ててしまうことを賛成すること自体、考え直さなければいけないことだとは思いますが頑固なお父さんの思考を変えることは難しいので、まずはお母さんから変えていかれるだけでも違うと思います。
少しのスペース、で良いので少しずつ子どもが取り組んだ証を残してあげる家庭にできると良いかなと思います。
両親がそうであれば尚良いのですが、どちらかの親御さんだけでも、子どもには良い影響を与えると思っています。
長くなったので次回は愛着についてかいて行きますね。
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