10.24
Fri

3歳の時点で、高機能自閉症と診断をされたお子さんです。
今は年中さんです。
私が見る限りでは、高知能のアスペルガー症候群かな・・・と見立てをし、教育しています。

うちは外遊びやドロドロ遊びをし、心と体をトータルで育てる教育です。
高機能自閉症といえども、場所見知りなし、連れて行く公園では広場を使い切るという行動力あるお子さんです。
幼稚園に行っていると、大体行動範囲が狭いのですが、ここが高知能だと言われるところで、
「思い切り遊ぶ教室」
ということを理解しているからです。
また、現時点でオウム返しはありません。
また、草むらもたくさんありますので色々な虫がいます。
都会の子ですが、虫も好きなようです。おうちに図鑑もあるようで、ものの名前をよく知っていました。
さらに実物を見つけると、少し興奮気味で、頭の中で図鑑の写真とリンクしている様子がすごいなと思わせるところです。
言語が遅かった・・・といえども、
「これはトノサマバッタ」
「昆虫の図鑑」※虫・・・と言わず昆虫という

「おんぶバッタ」
「これはバッタの種類じゃない」(ががんぼみたいなバッタ?)
カテゴリー分けも正しい

さらに極めつけは・・・・
「蝶やバッタって何を食べるんだろう??」と無知な講師な私の意見に・・・
「蝶~~蜜??~~花かな?バッタは草って図鑑に書いてあった!!」
「蝶と蛾は違うから食べるものも違う」
だそうです・゜・(ノД`)・゜・全てお見通しね

というのは冗談で、何がすごいかと言いますと、
蝶から蜜~花・・・・を連想しているところです。蛾は違うけれどとりあえず花を一緒に入れておこう~~こういった連想をさっとできる5歳児ってあまりいないような気がします。
いつも一緒にいるとスゴさも半減するかと思いますが、周りの大人が一緒に興味を持って事象を眺めることで、子どもは知能を最大限に発揮します。
逆にいえば、周りの大人が興味を示さなければ、せっかくの物事や事象も、瞬く間に価値のないもの・・・・・
となってしまいます。このあたりが危険だな。と思っています。
また、アスレチックなど難しくてやったことのないものも、頭で考えてやりきろうとします。私といるとどこが自閉症なのだ?という印象です。親御さんが親御さんなりに、外遊びを頑張っている教育の成果でもあると思います。
また、この男の子はこの年齢で、「エスコート」
ができます

これには私も驚いたのですがすごく嬉しかったです。
遊具のある公園にもたまに行きますが、
「先生、ここに乗って!僕が回すから!!」とお誘いが

重いのですが

せっかくの知能を、活かしてあげたいですね。
幼稚園の行き渋りなどが未だありますのでそのへんも踏まえ、ゆっくり教育できたら・・・と思っています。
- 関連記事
-
- 2歳からさくらいちご教育を始めるコツ (2018/01/14)
- アスペルガー症候群なのにふるまいが完璧な子♪ (2018/01/13)
- 0歳からさくらいちご教育を始めるとき (2018/01/13)
- 大学病院の健査前に、歩いちゃった♪ (2017/04/03)
- 5歳 高知能のアスペルガー症候群と思われる子 大作 (2014/10/24)
トラックバックURL
https://sakuraichigo-kyousitu.com/tb.php/103-76050edb
トラックバック
コメント