fc2ブログ
05.07
Mon
まず、完全母乳育児をしようと思ったら、
「赤ちゃんに優しい病院」 
で、出産してくださいね。


ここでは、何らかの事情で母乳育児の期間が短かったとか、赤ちゃんに優しい病院じゃなかったから、やり方が解らなかったとか、やりたくてもできなかった方向けの記事です。

母乳を故意でしたくない方ではありません。そのような気持ちでしても効果はないかと思います。

長期母乳育児、卒乳は、子どもの影響だけでなく、子どもに対する母親の気持ちが全然違ってきます。

完全母乳育児とは、100%ではなく、母乳90%、ミルク10%くらいの割合でもOKかと思います。
完全に母乳だけとなると出かけるのもできなくなりますからね。気楽に、でも母乳90%でできると良いかと思います。

割合ですが、母乳が50%、ミルク50%とかだと、完全母乳育児の効果としては少なくなると思います。
やはりミルクによって、寝る時間が増えますのでその分、抱っこしたり触れたりする回数も減るからです。

出かける用事などは月齢によって、変わってくるかと思います。
生まれたては、毎日ではないですが少々子どもを預けて1~2時間、3時間ほど出かける場合、ミルクを用意するという感じです。


母乳を出している間は、オキシトシンの影響で、子育ての微調整、塩梅がうまくいきやすいかと思います。
だから、いざ出かけるときも離れなくないな・・・などと思うはずです。

これも月齢によって、お母さんの気持ちも変化するのです。

そして母乳、おっぱいはスケルトンではないので、量など見えません。
実際に飲んでいる量は測るととても少ないと思います。
出ているか出ていないかは、出産して数か月、数日とかではお母さん自体も解らないかと思います。

ミルクとは飲む量が雲泥の差です。しかし、しっかり泣いたらおっぱい。と頻回授乳をしていれば、赤ちゃんの体重は増えるんです。


では、完全母乳育児に代わる事とは何か。

「お父さんお母さんが、なるべく子どもに触れること」


です。

抱っこでも良いですよ。


母乳育児って、とにかく触れる時間が多いんですよ。
やっていた方、やっている方はわかると思います。

そして、長期の母乳だとおっぱいが小さくなったりなくなるから・・・という心配もあるかと思います。
まあそうなのですが、だからと言って男は逃げたりしませんので大丈夫ですよ。
逃げるとは、 「浮気」 「第二の家庭」(不倫) も入ります。

おそらく98%の男性がおっぱいがなくなっても逃げないと思います。
おっぱいメインで女性を見ないですから。これが普通です。
逃げるのは別の要因ですね。こちらの方が重要かと思います・・・

あとの2%は、ヒモとか人間ではないような男性ですかね。まずそういう方と結婚する方も少ないかと思います。


ミルク育児だと、消化に時間がかかるので、生後1~2か月でもう、4~5時間寝てしまう子とかいますよね。

母乳だと、1時間おきとかは普通です。
1歳を過ぎても、夜中の授乳は2回あります。
これは、母乳の生産を安定させるためだそうです。吸わせないと、作られないんです。

生後1~2か月でもう、4~5倍、触れていないことになります。寝ている間、わざわざ触りませんよね。
母乳だと、4~5倍、触れているということです。


また、夜中に起こされても元気になる、オキシトシンというホルモンが大量に分泌されているので、お母さんだけは充実してイライラしません。このことを知らないから、ほかの人が寝ているときに起きている自分が、みじめに思えるんです。
しかし実際はそうではありません。
でなきゃ、母乳育児など続くわけがないですしね。

だから、TPOに合わせてお父さんは別室で寝る日もあると良いかと思います。
お父さんにはオキシトシンは大量分泌しませんのでね。



そして母乳を1歳とかでやめたりすることも多いですよね。
そしてミルクの子は、離乳食が早いですので早めに普通食に以降します。

母乳の子は、2歳くらいでやっと色々食べだしますよね。
1歳代は母乳が中心になるかと思います。子どもによりけりですけどね。
卒乳なのでまだ母乳をあげていると思います。

ここでも触れることに差がありますよね。


子どもが就学するともっとミルクの子は触れなくなるかと思います。
母乳の子は未だ触れる機会が多いです。

触れることが少ないと、無理に早熟しているふりをするという印象もあります。 
甘えたいのだけど、できない。 拠り所とする場所が少なく、壁にぶつかったときにできる行動の選択肢が狭い印象です。


触れることが多かった子では、”素直” です。精神面でも良いことですよね。十分満たしてあげてから、満たされてから独り立ちさせても遅くはないですから。


母乳に関する相談も受けています。
料金はさくらいちご教室の相談料と同じ2000円です。
あとは申し込み書に書いていただく内容の一部、ご住所、氏名、年齢、家族構成、電話番号、出産した病院などお聞きしてからのお返事となります。
電話でもメールでもどちらでも大丈夫です。


関連記事

comment 0 trackback 0
トラックバックURL
https://sakuraichigo-kyousitu.com/tb.php/196-9cde3070
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top