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03.24
Sun
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重度知的障害を伴う自閉症で、一生話せないと言われている子ですが、私はアスペルガー症候群だと思っています。3歳半です。
身体的な検査は済んでいます。頭部のMRIもやっています。異常なしです。


自閉度は重い方で、この自閉は遺伝であると思っています。
重いのですが、親御さんは素晴らしく誰もが羨むお仕事もされています。ご実家も、自閉っぽい方を除けば良い環境です。自閉症を持っている方の影響はあるようですが、上手に生活をされていると思います。


なのでご両親が持っている自閉の部分も、受け止めて改めていきながらゆったり教育している状況です。

単語を話すのは以前から少しずつあったのですが、先日はお父さんに、
「おはよー」

と言えたそうです。自分からです。

喋ってんじゃん?ヤブかな。その程度で医師免許もっているんですね。


それから、ママにもいってみて♪

と問いかけると、もじもじして、口パクだけしたそうです。


この自閉症の症状、おわかりでしょうか。

これがこちらの子の自閉症の困り感の部分です。
まだ幼稚園もいってないので困ってはいないかもしれませんが。
症状の1つですね。


一般的に話さないと、知的障害であると言われます。
しかし、知的障害であるなら他の症状も見ていかないといけないんです。
話せないだけでは知的障害だと言えません。

こうして間違えられる子は過去にごまんといただろうなとは思います。

★素直さがない
★失敗をすることを親の前でも恥ずかしがる
★親御さんがいないと寂しいこと、生活できないことはもう理解していますが、まだ一人で生きている風


のちに出てくる自閉症の症状と似通っています。
しかし幼児なので見分けが難しいんです。

だから、話さないということです。話したくない。話す必要がないと思っている、下手くそに話したくない。という気持ち。


今の段階で無理にでも言葉を出そうと思ったら、保育園に放り込むことですね。今は同年代の子どもは好きになっていますから、ほかの子どもとコミュニケーションを取ろうと思ったら嫌でも話さないといけません。
そして自閉の部分はどんどん取れていますから、知能的にも平均か少し上ですし、物事の理解もしていますし本も沢山読んでもらっていますし自分でも見ます。そこまできているので、保育園に放り込んだら話すだろうなと予測できるんです。

そこを利用するのですが、きちんと外遊びや自然の大切さを理解しているおうちです。
盆栽のようにひん曲がって育ってしまっては勿体ないと思っています。
なのでここまできたら、台風にも揺るがない大木のような子に育ってほしいですよね。

子育てて大事なのは、
「待つ」

こともとても大事だと実感しています。

自閉関係なくですね。せっかちでは、子どもの教育においてはマイナスにしかならないと思っています。






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