12.29
Sun
言葉に気がかりがある子の成長です。
こちらのお子さんは、親御さんが検査をすることに躊躇されているのではっきりしたことはわかっていませんが、様々な検査を紹介することは療育施設のすることですが、(まず外科・精神科的なことを把握してからの教育になりますが、手探りでの状態だということです)決定権は親御さんにありますので、検査をしないから良い・悪いではありません。
という様々な状態ををご了承頂いてから、参考にする方はしてくださいね。
いろいろな気がかりがあり、うちにきてくださっています。
言葉が少なく、非言語でのやりとりも難しいお子さんでした。
2歳なったばかりくらいで、うちにきてもらっていますのでやはり成長は早いなと思っています。
おもちゃとの関わりも難しかったようでした。
数ヶ月経ち、おもちゃは、好きなおもちゃができてからはしっかりと一定の時間は関わって遊べるようになりました。
そうすると、今度は絵本を見る時間も長くなっていきますね。良い循環です。
外ではいろいろなものを口にしてしまっていたので、注意しながらでも、あまり怒らないように構造化を目指して外遊びをしていきました。(タバコの吸殻などがあったら、すぐに見てないうちにどこかにやってしまうということです)
なので連れて行く、ずっと一緒にいる親御さんは、大変なのはもうわかりますよね。
いちいち先回りしないといけないのですから。
目がよくなるわ~~と冗談を言えるのは、そういった頑張りをした人だけです。そういった遊びをしたことがない方は、何も言えませんね。権力があっても。。
私は3.5時間しか預からないですし、ビジネスですので苦労ではありませんよね。
ねちねち話はさておき・・・
最初は、口の中の奥に入れてしまう行動でしたが、だんだん浅くなってきまして、今は気になったものがあれば舐めるだけに変わりました。ものを舐めることもほとんどなくなっています。
今は、砂などを舐めてしまった場合、まずっという表情をするようになりました。
頷きがなかったので、やり取りが難しいと思わせる要因だったようですね。頷きは今もありませんが、非言語でのやりとりは上手くなってきています。
目が合いにくかったのですが、目が合うようになってから目で訴えることもできるので、やり取りがしやすくなったのかもしれませんね。目が合うと同時に、模倣ができるようになっていました。
外遊びでは夏場は裸足で遊ぶようにしていきました。
ルーティン50%裸足好き50%くらいでしょうが、遊ぶ場所に着くと、自分で靴を脱いで今でも裸足が気持ちよさそうです。初めは砂利道を歩けなかったのですが今では、走っていますから、頼もしい特権です
素足の感触をしっかりと感じているのが今ではわかります。
あまり泣かない子でしたので、そこが気になっていました。お菓子やほしいおもちゃがあっても、うちにきているときは三男に取られても少しだけ追うだけで、諦めてしまってました。泣かなくても、ダメといったことはわりと聞いてくれる子でした。
うちにきているから、遠慮する・・・という年齢でもなかったので、気になっていました。
なのでまずそこの育ちを見ていくことにしました。
もともと大人しい場合もありますが、そうであっても少しの競争心は出したほうがいいかな?と思います。
地道に外遊びを続け、1つ1つの関わりを大切にしていき、その中でハードな遊びをしていくようにしました。
登ることはしますよね。登ったら登ったでそこからジャンプさせるなどです。
一緒に走る時も、その子に合わせて走るだけでなく、距離を伸ばしたり、速度をあげたり、しています。
泣かないので、登ったときに、滑り台を降りれなくて、ずっと立っています。
そこで座るだけだよとか、泣くとか声をだして教えてとか、何かしないと、気づいてくれないよなどと、親御さんではやりにくいことに負荷をかけていってました。
最近では、何か不都合なことがあると、暴れたり、泣くようになりました。
しかし、泣き方が、どう考えてもそれをしてほしいように見えないのです。でも、それだけでも十分な成長ですよね。
親御さん的には大変になってくると思いますが、これからすぐにうまい泣き方に変わってくると思います。
泣き方がどう考えてもそれをしてほしいように見えないときに、少し泣かせるのは、他人の目もありますし、知らない人だと
「泣かせるなよ~」
と思われると思います。
そういうときは、うちのような教室だと、きつい一言で外野を私は黙らせることができますが、それも子育ての1つかもしれませんね。
泣くといっても時間にすると、5秒ほどです。
泣かせておくと、5秒ほどで諦めて泣き止んでしまいます。そのさじ加減が難しいところだと思います。
泣くということがこんなに貴重なことも、あるということです。
しかし、泣かない=自閉圏ということは、2~3歳では決定できないかなと思っています。
また、言葉のやりとりより先に、非言語でのやりとりを大切にしていってますが、言葉が少ない子はクレーンの動作がありまがうちではなくなってきています。
おそらく、内言が、表面化していって周りの人に分かりやすい動作になっているからかもしれませんね。
気持ちが、前面に出てきているのでそれで伝わり、クレーンをしなくても良くなった感かもしれません。
どちらにしろ、「要求」が表面化してきたことは、大きな前進だなと思います。
「要求」があっても、周りに伝えることができなければ、暮らしていけません。
少なすぎてもいけないですし、難しいところです。
今は、模倣がうまいのでトイレトレーニングをしています。
すぐに立ちションベンをする真似をしました。まだ2歳代ですし普通はここまで持っていくのに、難しいですよね。
言葉より先に、おむつが取れるかなと言ったところです。
また、お友達が好きになってきたようです。しかし、親御さんや私との強い頑丈な愛着を先に形成したほうが良い・・というより先にそれをしなければいけないと思います。愛着がないわけではないのですが、そこをはずして先に集団に持って行って友達と遊べることを重視してはいけない子だなと思います。
(良い園に2年くらい行くことは良い事ですが)
模倣も上手くなってきまして、お友達やうちの子どもらについて行って同じことをしたいという、ことも目に見えてわかってきましたが、もしかして今は
「思ったことをすぐに体で実行できない」
状態かな・・と思われました。いつも広い外で遊んでいるからわかったことです。狭い室内でしたら、気づかないでしょう。
要求の次の段階ですね。
運動発達は特別遅いことも無いようでしたので、感覚統合、粗大運動を引き続き重点的に教育していくといいかなと思います。
その子の要求を、なるべく現実化し、(要求が周りにしっかりと伝わる工夫をする・要求もないまま、周りがお世話しすぎない、または負荷をかけすぎない)
実現できたら、思ったことをすぐに体で実行できるようにする(感覚統合)
そして、思ったこと、実行したことを、言語化できる体作り。
という順番かなという気がしています。
今は今で、要求が少ないときにできる教育もたくさんありますよね。
今だから何もできないのではなく、広い発想で。
例えば、上記にも書きましたが要求が少ないということは拒否しないということなので、年齢を超える運動もできるということです。
手をつないで走ると喜ぶのですが、延々と500M以上走ってみたときもあります。
そして速度をあげたりした時もあります。
お分かりのように、心臓などに持病もなければ、高い運動能力にも誘導できるということです。
これが拒否する段階になると、こんなことできなくなりますよね。
小さいうちにこういう遊びをしていると、ドン臭くんにはまずなりませんね。人間はいろいろいますので、どんくさくても良いのですが、今は粗大運動が重要ですのでそれに照らし合わせても、ちょうどいい運動かなと思います。
言葉が遅い・・・といっても、アプローチは刻々と変わっていきます。
療育ブログです♪
こちらのお子さんは、親御さんが検査をすることに躊躇されているのではっきりしたことはわかっていませんが、様々な検査を紹介することは療育施設のすることですが、(まず外科・精神科的なことを把握してからの教育になりますが、手探りでの状態だということです)決定権は親御さんにありますので、検査をしないから良い・悪いではありません。
という様々な状態ををご了承頂いてから、参考にする方はしてくださいね。
いろいろな気がかりがあり、うちにきてくださっています。
言葉が少なく、非言語でのやりとりも難しいお子さんでした。
2歳なったばかりくらいで、うちにきてもらっていますのでやはり成長は早いなと思っています。
おもちゃとの関わりも難しかったようでした。
数ヶ月経ち、おもちゃは、好きなおもちゃができてからはしっかりと一定の時間は関わって遊べるようになりました。
そうすると、今度は絵本を見る時間も長くなっていきますね。良い循環です。
外ではいろいろなものを口にしてしまっていたので、注意しながらでも、あまり怒らないように構造化を目指して外遊びをしていきました。(タバコの吸殻などがあったら、すぐに見てないうちにどこかにやってしまうということです)
なので連れて行く、ずっと一緒にいる親御さんは、大変なのはもうわかりますよね。
いちいち先回りしないといけないのですから。
目がよくなるわ~~と冗談を言えるのは、そういった頑張りをした人だけです。そういった遊びをしたことがない方は、何も言えませんね。権力があっても。。
私は3.5時間しか預からないですし、ビジネスですので苦労ではありませんよね。
ねちねち話はさておき・・・
最初は、口の中の奥に入れてしまう行動でしたが、だんだん浅くなってきまして、今は気になったものがあれば舐めるだけに変わりました。ものを舐めることもほとんどなくなっています。
今は、砂などを舐めてしまった場合、まずっという表情をするようになりました。
頷きがなかったので、やり取りが難しいと思わせる要因だったようですね。頷きは今もありませんが、非言語でのやりとりは上手くなってきています。
目が合いにくかったのですが、目が合うようになってから目で訴えることもできるので、やり取りがしやすくなったのかもしれませんね。目が合うと同時に、模倣ができるようになっていました。
外遊びでは夏場は裸足で遊ぶようにしていきました。
ルーティン50%裸足好き50%くらいでしょうが、遊ぶ場所に着くと、自分で靴を脱いで今でも裸足が気持ちよさそうです。初めは砂利道を歩けなかったのですが今では、走っていますから、頼もしい特権です

素足の感触をしっかりと感じているのが今ではわかります。
あまり泣かない子でしたので、そこが気になっていました。お菓子やほしいおもちゃがあっても、うちにきているときは三男に取られても少しだけ追うだけで、諦めてしまってました。泣かなくても、ダメといったことはわりと聞いてくれる子でした。
うちにきているから、遠慮する・・・という年齢でもなかったので、気になっていました。
なのでまずそこの育ちを見ていくことにしました。
もともと大人しい場合もありますが、そうであっても少しの競争心は出したほうがいいかな?と思います。
地道に外遊びを続け、1つ1つの関わりを大切にしていき、その中でハードな遊びをしていくようにしました。
登ることはしますよね。登ったら登ったでそこからジャンプさせるなどです。
一緒に走る時も、その子に合わせて走るだけでなく、距離を伸ばしたり、速度をあげたり、しています。
泣かないので、登ったときに、滑り台を降りれなくて、ずっと立っています。
そこで座るだけだよとか、泣くとか声をだして教えてとか、何かしないと、気づいてくれないよなどと、親御さんではやりにくいことに負荷をかけていってました。
最近では、何か不都合なことがあると、暴れたり、泣くようになりました。
しかし、泣き方が、どう考えてもそれをしてほしいように見えないのです。でも、それだけでも十分な成長ですよね。
親御さん的には大変になってくると思いますが、これからすぐにうまい泣き方に変わってくると思います。
泣き方がどう考えてもそれをしてほしいように見えないときに、少し泣かせるのは、他人の目もありますし、知らない人だと
「泣かせるなよ~」
と思われると思います。
そういうときは、うちのような教室だと、きつい一言で外野を私は黙らせることができますが、それも子育ての1つかもしれませんね。
泣くといっても時間にすると、5秒ほどです。
泣かせておくと、5秒ほどで諦めて泣き止んでしまいます。そのさじ加減が難しいところだと思います。
泣くということがこんなに貴重なことも、あるということです。
しかし、泣かない=自閉圏ということは、2~3歳では決定できないかなと思っています。
また、言葉のやりとりより先に、非言語でのやりとりを大切にしていってますが、言葉が少ない子はクレーンの動作がありまがうちではなくなってきています。
おそらく、内言が、表面化していって周りの人に分かりやすい動作になっているからかもしれませんね。
気持ちが、前面に出てきているのでそれで伝わり、クレーンをしなくても良くなった感かもしれません。
どちらにしろ、「要求」が表面化してきたことは、大きな前進だなと思います。
「要求」があっても、周りに伝えることができなければ、暮らしていけません。
少なすぎてもいけないですし、難しいところです。
今は、模倣がうまいのでトイレトレーニングをしています。
すぐに立ちションベンをする真似をしました。まだ2歳代ですし普通はここまで持っていくのに、難しいですよね。
言葉より先に、おむつが取れるかなと言ったところです。
また、お友達が好きになってきたようです。しかし、親御さんや私との強い頑丈な愛着を先に形成したほうが良い・・というより先にそれをしなければいけないと思います。愛着がないわけではないのですが、そこをはずして先に集団に持って行って友達と遊べることを重視してはいけない子だなと思います。
(良い園に2年くらい行くことは良い事ですが)
模倣も上手くなってきまして、お友達やうちの子どもらについて行って同じことをしたいという、ことも目に見えてわかってきましたが、もしかして今は
「思ったことをすぐに体で実行できない」
状態かな・・と思われました。いつも広い外で遊んでいるからわかったことです。狭い室内でしたら、気づかないでしょう。
要求の次の段階ですね。
運動発達は特別遅いことも無いようでしたので、感覚統合、粗大運動を引き続き重点的に教育していくといいかなと思います。
その子の要求を、なるべく現実化し、(要求が周りにしっかりと伝わる工夫をする・要求もないまま、周りがお世話しすぎない、または負荷をかけすぎない)
実現できたら、思ったことをすぐに体で実行できるようにする(感覚統合)
そして、思ったこと、実行したことを、言語化できる体作り。
という順番かなという気がしています。
今は今で、要求が少ないときにできる教育もたくさんありますよね。
今だから何もできないのではなく、広い発想で。
例えば、上記にも書きましたが要求が少ないということは拒否しないということなので、年齢を超える運動もできるということです。
手をつないで走ると喜ぶのですが、延々と500M以上走ってみたときもあります。
そして速度をあげたりした時もあります。
お分かりのように、心臓などに持病もなければ、高い運動能力にも誘導できるということです。
これが拒否する段階になると、こんなことできなくなりますよね。
小さいうちにこういう遊びをしていると、ドン臭くんにはまずなりませんね。人間はいろいろいますので、どんくさくても良いのですが、今は粗大運動が重要ですのでそれに照らし合わせても、ちょうどいい運動かなと思います。
言葉が遅い・・・といっても、アプローチは刻々と変わっていきます。
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