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04.28
Mon
療育はいつまで頑張れば良いのかという、疑問がある方はあるようです。
というのは、お子さんの障害の度合いにより、親御さんの感じ方が違ってくるようです。
重い子ほど、漠然としたこういう不安が親御さんにあるようです。


私は頑張るというか、なんとなく過ごしてきたので義理感があまりなかったのです。
しかし私がこういう療育を提供するのであれば、こうした不安もなるべく取り除かないといけないなと思っています。

1つのポイントは、
幼児期の教育と療育は、ほぼ同じです。
ということです。
健常児であっても、幼児期に遊ぶべき時に遊んで育たなかったら失礼ですが、体だけしか育っていきませんよね。
子どもが大きくなった人でないと分からないでしょうけど、現実はそうです。
小学生になっても、生活全般の世話が大変なままだったり、学習についていくのも大変だったり、そんなことは他人には言いませんからね。


療育といっても色々ですのでさくらいちご教室に関しては、障害児を特別扱いをしているわけでなく、その子仕様の教育プランを親御さんに提案し、実施しています。


2つ目は、
1年や2年で療育(教育)は終わらない
ということです。
毎日のように外遊びを取り入れた療育をした場合です。
毎日のように外遊びを取り入れた療育をしてなかったら、もっとかかるでしょう。
7歳や8歳を過ぎると、目覚しく伸びることも、難しくなるかなと思っています。
できるだけ、療育終了が7歳以下になるように計画を立てないと難しいです。
運動能力が向上することも、1年や2年の話ではありません。

健常児でもそうであるのに、脳や中枢神経の働きが正常でない子らが、たった1年で健常域にはならないと思います。
目安は就学まで頑張り切ることですね。

だから、気づいた時から、生活改善・外遊び中心の教育環境にしてあげることをくどくど言っているのです。
だから早く気づくように気づき方も書いているのです。うちに来てくださる方も、ほぼ就学まで通うことになるだろうと見通していたので、料金も安くしたのです。
普通民間で療育をしている施設でしたら月5万以上か、一回1時間程度で数千円かかりますよね。

そんなお金、就学までキツイですからね。
結局その子らが良く成長すれば自分には返ってきますからね


3つ目は・・・
多動に関しては、毎日のようにうちの外遊びを取り入れた療育・生活改善をすれば、1年2年で目に見えて治っているなとわかると思います。
ただし、8歳以下に終了するように始めるのが条件です。


外遊びといっても、そのへんの散歩ではありません。
1時間程度の遊びでもありませんし、遊具がたくさんある公園でもありませんし、遊園地でもありません。
私がしてきた自由保育
こちらに延々と書かれていますが、
「遊具などがあまりない、自然が豊かな公園で、1日最低3時間以上」
は外遊びを取り入れるということです。
1~2歳児でしたら最初は1時間から始め、徐々に2~3時間と増やして行きます。
3歳過ぎたら3時間以上は最低でも必要です。
それから室内遊び・・・ということです。
そういったことが詳しく書かれているのが、こちらです。→有料記事です



4つ目は、
先天性で重度と思われるお子さんでしたら、最低2歳から始め、就学までうちの療育をやりきれば、高機能群(IQ70以上)には行けるかなと思っています。本当は健常域を目標にしているのですが、未だ渦中なのですみません
(まだ始めて1年しかたっていない教室ですので、しっかりした統計をだせません
重度の子に関しては、うちの最高年齢3年生まできてもらう・やりきることをお伝えしています。
もちろん、ご自分で全てできるのであれば通わなくても大丈夫です
今のところ、これが中々できないと言われる親御さんが多いです。しかしうちにきている時間は3時間ほどしかありません。あとは親御さんがやるしかないのです。

しかし、1歳や2歳で重度と言われるところはないに等しいですが。

中度のお子さんも同じ感覚で考えてもらうといいかと思います。
また、こういったお子さんらは、しっかり親御さんが障害受容し、半年に1度発達検査を受け、検査結果も追って行きながら全て同時進行で教育されることをおすすめしています。

間違っても、テスト内容を教えないようにしてくださいね。


5つ目は、
高機能自閉症やアスペルガー症候群の子、知的ボーダーの子も、ほぼ同じですが気づいた時からしっかり生活改善・外遊び中心の教育を始めることです。
モチベーションアップにつながるので、半年に一度発達検査をしながら進めていくと良いと思います。
毎日のようにうちの療育を頑張れば、(最低2年以上)健常域も夢ではないかなと思います。


お医者が診断をくださないのは、今後の生活次第でどっちに転ぶかわからない・・・という意味も含まれているからでしょう。
決して、何もしなくていいということではなく、パニックで虐待になるくらいなら、診断をしないでおくということもあるかと思います。


こういった高い目標があるので、教育の前に各種検査をお願いしているのです。
耳が悪いのに、言葉の訓練などをしても拷問にしかなりませんよね。
傷があるのに、手当をせずに方向違いの教育をしているのと同じです。
それでは教育の効果がありません。その子の大切な時間を無駄にしていることですね。
うちでお願いする検査は、
聴覚検査・口腔内の検査・目の検査・脳のMRIまたはMRA、血液検査、遺伝子検査などです。
また三重県内では、保険がきくところもあります。


なのでうちに来てくださる方というのは、覚悟が決まった方・・・ということです。
それ以前の段階の方は、私や私でなくても、誰に何を言われても腑に落ちないでしょうから、私ができることはその子仕様の教育プランをたてることと、来てもらった時にその子仕様で教育していくだけです。
これだけでも結構な時間がかかるので、申し訳ありませんが鬱状態の心のケアまではできません。
そのために、公の療育施設というのが存在するのだと、思います。

民間では、公教育ができないことをやっているので人員確保もできませんし、できることだけという形になってきます。
子どもの育成・・・これに特化しているということです。

またわかりやすくかいて行きますね。









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